コンビ結成30年のダイノジ「銀座7丁目劇場が原点」拠点移した福岡で感じることは?ソフトバンクのあの人と意外な接点も
九州一周できたら
Q.広島からスタートした30周年単独ライブは今後、福岡(12月7日)、東京(25年2月2日)、名古屋(同22日)を巡ります。このほかの場所にも足を運びたいと考えているそうですね。 大谷 どこの町でもやりたいんですよ。〝30周年〟っていう冠を付けて九州を一周できたらいいなって思ってます。地方都市でも呼んでくれる方がいたら行きます!「お客さん50人呼べます!」って場所があればやらせてもらいます! 大地 我々が行きます! 大谷 強烈に「ダイノジ」を欲している街やイベントの実行委員長がいらっしゃったら行きますよ!会場の椅子なんかも自分たちで並べたりして。 大地 来てくれたお客さんと一緒に打ち上げをやったり、鍋料理をみんなで囲んだりとかしたいっすね。 Q.今回のタイトル「青いブルー」に込められた意味は? 大谷 長嶋茂雄さんが同じ意味の言葉を重ねて発言されるのが、おもしろいと思ってこのタイトルにしました。「秋の秋季キャンプ」みたいな。あと、「青っ」て不思議な色だなと思って。〝青春〟の言葉に入っていたり、〝ケツが青い〟とかの表現に使われていたり、〝隣の芝生は青い〟ってうらやましい意味も込められていたりする。いろいろなことをやりたいと思っている自分たちに「ちょうどいいな」って感じたんです。 ■「黄色いイエロー」に変えます! Q.福岡公演について詳しく教えてください。 大地 福岡の90分は久しぶりにコントやります。ネタが14本! 大谷 昔は180分やってましたからね。お客さんにとっては苦痛っすよね(笑)。昔からこのスタイルでやっていたので、久々にやるって感じですね。180分のネタを90分に圧縮して走り抜けます!抱腹絶倒のコント集って感じですかね! 大地 タタタタターッとやりますよ! 大谷 孫さん!ぜひ見に来てください!来ていただけたら「黄色いイエロー」ってタイトルに変えます!曲も全部(球団応援歌の)「いざゆけ!若鷹軍団」に変えるんで! 大地 めちゃくちゃ忖度してるじゃねえかよ! 大谷 これが本当の俺ですよ!(笑) Q.これから2人で挑戦したいことは? 大谷 未来に託す何かを作りたいっていう気持ちはあります。DJとか漫才とかコントとか、自分たちができることを全て使って言葉の通じない所でやりたいですね。お笑いと音楽を混ぜた感じでつくりたいです。 ■子どもたちにウケたい Q.将来に向けた具体的な活動はされていますか? 大地 子ども向けのDJをしてますね。 大谷 子ども向けイベントには積極的に参加するようにしてます。やりきったネタだったり、みんなで声を合わせるようなネタを今まで作ってこなかった。堂々と子どもたちにウケたいんです。 大地 昔は発想すらなかった。〝銀座7丁目〟の時代は、子どもとご老人を笑わせるなんてダサいっていうイメージでした。 大谷 若手の時のインタビューで「女と子どもにしか分からない笑いなんて…」とか答えてましたからね。ところが初めてのレギュラーいただいのが、子ども番組と女性誌だったんで…。 大地 その頃ぐらいからガタガタっときてる(笑)。なんか違うぞ!って。 大谷 芸歴を重ねて「ドリフ」のすごさを感じてます。悪戦苦闘しながら、気付いたら30年たってましたね。 Q.30年前の自分自身にアドバイスするとしたら、何と伝えますか? 大地 「そのままでいいよ」って言いますね!もっと失敗してもいいんじゃない?って。 大谷 「事務所は本当にそこでいいのか?」って言いますかね…(笑)。それは冗談としても、「芸人30年続けられるぞ」って言いますね。 Q.ファンへメッセージをお願いします。 大谷 みなさんへの恩返しのつもりで単独ライブやります。若い頃に「ライブ行ってたよ!」っていう方は子育てなんかもひと段落されたのではないでしょうか?プチ同窓会のつもりで来ていただけるとうれしいです。 大地 40周年、50周年と、これからもよろしくお願いします! #エンタメQ
西日本新聞社