ホンダ、FCVの新型「CR-V」 リース専用車として発売 プラグイン機能搭載
ホンダは18日、新型燃料電池車(FCV)「CR―V e:FCEV」を19日に発売すると発表した。外部充電機能を備えていることが特徴だ。価格は809万4900円(消費税込み)。リース専用車として販売する。初年度は70台の販売を目指す。 北米や中国で販売しているCR―Vをベースに開発した。水素満充填・バッテリー満充電時の走行距離は約621㌔㍍。1充電当たりの電動走行距離は約61㌔㍍(WLTCモード走行によるホンダ測定値)を実現した。普通充電(6.4㌔㍗)の場合、約2時間30分で満充電になる。 燃料電池(FC)システムはゼネラル・モーターズ(GM)との共同開発だ。新構造のセルユニットを採用したほか、生産性も高め「クラリティ フューエルセル」と比べてシステムコストを3分の1にした。耐食材料の採用や劣化抑制制御により、FCユニットの耐久性は2倍になった。 ボディーカラーは「プラチナホワイト・パール」と「メテオロイドグレー・メタリック」の2色をそろえた。