この17歳は本気で大会20ゴールを狙っている。衝撃ハットの怪物FW高岡伶颯は笑顔なし。「4、5、6点は全然いけた」【選手権】
「後半はフィーリングが合わなくて」
[高校選手権・1回戦]日章学園(宮崎)6-1 西目(秋田)/12月29日/フクダ電子アリーナ 【動画】右足、左足、ヘッド! サウサンプトン内定の高岡伶颯が衝撃ハット 試合後も笑顔はなく、出てきた言葉は反省だった。 12月29日に開催された第103回全国高校サッカー選手権の1回戦で、宮崎の日章学園が秋田の西目と対戦。6-1で快勝を収めた。 この試合で圧巻のパフォーマンスを披露したのが、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへの加入が内定している日章学園のFW高岡伶颯だ。 怪物ストライカーは下馬評通り、10分に右足、17分に左足でネットを揺らすと、4-1で迎えた前半アディショナルタイム3分には、FKにヘッドで合わせ、前半だけでパーフェクトハットトリックを達成してみせた。 さらに、チームの4点目と6点目をアシスト。6点中5点関与の大暴れだ。 それでも、試合後には開口一番、「まだまだ満足してないですね」とコメント。「3点という形で終われたんですけど、次に繋がる得点かって言われたら、まだまだだと思うんで、自分のフィーリングを次に合わしたいなと思います」と反省を口にした。 「しっかり決め切るという部分で、後半はフィーリングが合わなくて、決めれない部分があったんで。そこを決める選手になれるように、自分にはその力があると思うんで、しっかり調整していきたいなと思います」 ハットトリックについても、「数字だけ見ればハットトリックといういい形で終われたんですけど4、5、6点は全然いけたと思うんで」と満足せず。「そこがまだ自分が成長していない部分だと。でも、自分がやってきたことは間違いないと思うので、4、5、6点以上取れる選手だと思うので、次の試合でも見せていきたいです」と、次戦を見据えた。 大会前に掲げた目標は20ゴール。6試合全てにハットトリックをしても届かない、途轍もなく高いハードルだ。ただ、9本のシュートを放ち、ポスト直撃のFKなど、本人の言葉通り5、6点取ってもおかしくはなかった。 この17歳は、本気で20ゴールを狙っている。試合後の言動を見て、そう感じた。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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