州兵、米機密文書流出で無罪主張 スパイ防止法違反
【ワシントン共同】米機密文書がSNSに流出した事件で、国防情報を不当に保持して拡散させたとしてスパイ防止法違反の罪に問われた空軍州兵ジャック・テシェイラ被告(21)の公判が21日、東部マサチューセッツ州の連邦地裁で開かれた。同被告は6件の起訴内容全てで無罪を主張した。米主要メディアが伝えた。 司法省や米メディアによると、テシェイラ被告は、22年1月ごろから「最高機密」「機密」などに指定された国防に関する文書を不当に持ち出し、ゲーム愛好者らが利用するSNS「ディスコード」のチャットルームで拡散させた。 弁護人は、投稿した機密情報が拡散するとテシェイラ被告は思っていなかったと主張。