⚽ジュビロ磐田、4度目のJ2降格 鳥栖相手になすすべなく
サッカーJリーグ1部(J1)は8日、各地で最終節10試合を行った。降格圏18位のジュビロ磐田は最下位サガン鳥栖に0―3で敗れ、2022年以来2年ぶり4度目の2部(J2)降格が決まった。 ■戦評 磐田は鳥栖に3点を奪われて零封負けした。 前半16分、縦パスで中央を崩され先制点を許した。さらに30分には再びスルーパスで中央を突破されて2点目を失った。 後半立ち上がりは押し込んだが、15分、自陣で球を失い、3失点目を喫した。後半は選手を入れ替え、布陣を3バックから4バックに変更して局面の打開を図った。終盤はペイショット、山田、ジャーメインが攻め込んだが、ゴール前の精度を欠いた。 ■チーム沿革 母体は1972年創部のヤマハ発動機サッカー部。93年ジャパンフットボールリーグ(JFL)で2位となり、94年からJリーグに参入した。年間優勝は97、99、2002年の3度。リーグカップ戦優勝は1998、2010年の2度。天皇杯優勝は03年度。1999年アジアクラブ選手権、アジアスーパーカップ優勝。2014、15、20、21、23年はJリーグ2部(J2)。 ジュビロはスペイン語やポルトガル語で「歓喜」の意味。運営会社はジュビロ。クラブカラーはサックスブルー。ホームタウンは磐田市に加え、県西部7市町(御前崎、菊川、掛川、袋井、浜松、湖西市、森町)。
静岡新聞社