インフルエンザ警報、岐阜県内感染者が急増 基準超え地域多数
岐阜県は26日、県内でインフルエンザの感染者数が急増しているとして、「インフルエンザ警報」を発表した。新型コロナウイルス禍では感染のペースが不規則だったが、今回の発表時期はコロナ前とほぼ同じ傾向という。 県感染症対策推進課によると、県内の87定点医療機関で12月16~22日に確認された感染者数が、1医療機関当たり30人の基準を超える地域が複数出た。保健所管内別では西濃が52・47人と最も多く、可茂51・00人、恵那42・57人と続いた。学校での学級閉鎖の報告も増えている。 同課の担当者は「手洗いなどの基本的な予防対策を徹底してほしい」と呼びかけている。
岐阜新聞社