「110番の日」 世田谷署がラグビー「リコーブラックラムズ東京」と適正利用呼びかける
「110番の日」の10日、警視庁世田谷署などは、東急三軒茶屋駅前で、110番の適正な利用を呼びかける広報活動を実施した。東京都世田谷区内に拠点を置くラグビーチーム「リコーブラックラムズ東京」のスタッフや警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」も参加した。 活動では、同署員らが駅の利用者などに、事件や事故などの緊急の場合以外に利用する警察相談ダイヤル「#9110」の利用を呼びかけるチラシなどを配布した。 同署では、過去に「テレビの音量が急に高くなって下げられない」「トイレの便座が熱い」などの通報が実際にあったという。昨年1年間の管内の110番通報の受理件数は約2万5千件で、うち約2割は不要不急のものだった。 世田谷署の阿部朋弘地域課長は「110番は事件や事故に素早く対応するための番号。相談事や困り事は警察相談ダイヤル#9110を利用してほしい」と呼びかけた。