4人家族ならコスパ良し!モノグサな私が喜んで作る「手作りヨーグルト」のススメ【#9】
旅エッセイストの国井律子です。今回の連載「無駄のない暮らし」は、「手作りヨーグルト」について。 【写真19枚】自家製「ヨーグルト」作りの様子を写真で。アレンジやヨーグルトケーキも面倒くささがどこかへ行くほどの美味しさ! 皆さんはヨーグルト、好きですか? わが家は毎朝食べています。うちのように4人家族くらいのご家庭で、ヨーグルトを頻繁に召し上がるなら市販のモノを買うより「ヨーグルトメーカー」で作った方がコスパはいいと思います。1回で作れるヨーグルトの量は900gくらいあるので4~5人家族で3日分くらいですね。 でも、じつのところ大騒ぎするほどお得ではないです(笑)。作る際の電気代も、メーカーの購入代もありますし、少しばかり手間だってかかります。「買った方がラク」という気持ちも、面倒くさがり屋な私はよーく理解できます。 けれど作りたてヨーグルトは、「面倒くさい」という気持ちがどこかへ行くほどとてもおいしいんです。ちょっと温かいふわふわなできたてヨーグルトが家族みんな大好き。冷蔵庫で冷やした翌日以降のやや固めのヨーグルトも美味で、市販にはない味わいがあります。今回はそんな話を……。
スグ揃えられる手作りヨーグルトの「材料」
・ヨーグルトメーカー →2018年に購入した「アイリスオーヤマ」のものを使用。当時3000円以下でしたが最近はもう少し値上がりしていますね。 ・専用容器 →容量1L、電子レンジや食洗機が使える「耐熱」が便利。 牛乳パックをそのまま利用してヨーグルトを作るという方も多いと思います。私の場合、ヨーグルトを器によそうとき手にヨーグルトが付くのがいやだったのと、紙パックなので残量が把握しづらいというのが気になり、専用の容器を使用。かれこれ7年使い続けていますが、いまだ現役です。 ・1L牛乳×1本 →低脂肪とか有機とかいろいろありますが「ふつう」の牛乳が安定して固まると思います。 ・種菌100gくらい →種菌はインターネットで購入することもできますが、市販の「プレーンヨーグルト」で問題なしです。写真にはダノンも載せていますが、わが家は液体の「R-1」か「LG25」(その日安い方)を丸々1本使っています。 手作りヨーグルトは「牛乳」に「種菌」となる乳酸菌を入れて発酵させるだけ。とても簡単なんです。また、作ったヨーグルトを「種菌」として入れていくのもアリかと思います。継ぎ足し継ぎ足し、老舗ウナギ屋の秘伝のタレ……みたいなイメージで。しかし固まり方が安定しなかったり難しいようです。スーパーには種菌になる市販のヨーグルトがさまざまな種類売られています。いろいろ試してみて、ご自身の好きな種菌を見つけてみてください。