「金持ち企業」ランキング! 第2位は「任天堂」、1位は?
法人会員向けに与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスターは、「金持ち企業ランキング」調査結果を発表しました。これは、上場企業の決算短信を基に「NetCash(ネットキャッシュ)」を算出し、企業ごとのランキングを作成したものです。 【画像:ランキング20位~1位を見る】 ネットキャッシュとは、企業が保有する現金や預金、短期保有が目的の有価証券の合計から、有利子負債を差し引いた実質的な手元資金のことで、企業の「金持ち」度合いを示す指標のひとつとされています。金額が多いほど財務の安全性が高いことを示すネットキャッシュが多い「金持ち企業」はどこだったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう! (出典元:第13回「金持ち企業ランキング」調査結果発表 ~信越化学工業が2年連続で1位、上場企業の好決算続きCash増加傾向みられる~ | リスクモンスターのプレスリリース)
●第2位:任天堂
第2位は、京都市に本社を置く「任天堂」で、ネットキャッシュは1兆4844億円でした。1889年、花札の製造を開始したことから始まった任天堂の歴史。その後、日本初のトランプを製造するなど、玩具の製造に携わってきました。1983年には家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売し、現在に至るまで家庭用レジャー機器の製造・販売を手がけています。 「持ち運べる家庭用テレビゲーム機」として2017年に発売された「Nintendo Switch」は、2024年9月末時点でシリーズ本体が約1億4600万台を売り上げるなど、ゲーム専用機販売実績においても好調です。
●第1位:信越化学工業
第1位は、東京都千代田区にある「信越化学工業」で、ネットキャッシュは1兆6747億円です。2023年の前回調査でも1位となっており、2年連続での1位獲得となりました。 1926年に発足した「信越窒素肥料」を前身とし、現在は「生活環境基盤材料」「電子材料」「機能材料」「加工・商事・技術サービス」の4つの事業を展開している化学メーカー。建築・住宅のほか、化粧品、パソコン、スマートフォンなど、身近なところにも同社の製品が使われています。
山崎らくだ