【ムエタイオープン】約4年ぶりの開催、メインで壱が元ラジャダムナン&ルンピニーランカーと対戦
2024年8月24日(土)東京・墨田区体育館ひがしんアリーナにてセンチャイムエタイジム主催『MuayThaiOpen』が約4年ぶりに開催される。『MuayThaiOpen 48』は2020年5月31日に新宿FACEで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。 【写真】今年6月、ムエタイの激闘王チョークディーから勝利を奪った壱 メインイベントは、センチャイムエタイジムのエースであるKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が、ファーモンコン・ソー・ウティトラム(タイ)と56.0kg契約3分3Rで対戦する。 沖縄出身の壱は空手をベースに持ち、ボクシングを経て上京してムエタイを始めた。2008年11月の『MuayThaiOpen』でLPJNバンタム級王座に就き、2019年12月に岩浪悠弥に敗れるまで14連勝をマーク。2022年11月に「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント」を制して王者となった。2023年8月の初防衛戦で古村光に敗れて王座を失ったが、2024年4月のリマッチで王座奪還。6月にはムエタイの激闘王と呼ばれたチョークディーから勝利を収め、7月の『ONE Friday Fights』で初参戦初勝利。戦績は27勝(10KO)9敗1分。 11月10日には『KICKBOXING JAPAN CUP 2024』のトーナメント1回戦でNJKFバンタム級王者・嵐(キングジム)との対戦が決まっており、壱にとっては勝利で弾みをつけたいところ。 ファーモンコンは元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級2位、元ルンピニースタジアム認定バンタム級5位、元ワンソンチャイ王者で戦績は90勝25敗5分。現在はGTジムでトレーナーを務め、日本での試合はこれが初めてだという。 セミファイナルの第8試合55.0kg契約3分3Rでは、蒔・センチャイジム(センチャイムエタイジム) が石川直樹(Kickful)と対戦。 蒔は2023年12月10日にジャパンキックボクシングイノベーションでプロデビューしたばかり。デビュー戦は判定2-0で判定勝ちし、2戦目にして『ONE Friday Fights 52』のリングに上がったが、16歳のルアポンに1R1分2秒、レフェリーストップによるTKOで敗れた。4月にはKNOCK OUTで川野龍輝にKO勝ち、6月に田中頌大に判定勝ちで戦績を3勝1敗とした。 石川は元・新日本キックボクシング協会フライ級王者、元ジャパンキック同級王者、スックワンキントーン認定スーパーフライ級王者の三冠王で、ジャパンキックでは2019年5月のプレ旗揚げ戦、8月の旗揚げ戦ともにメインを務めたエースだったが、2021年9月からフリーに。10月のRIZINでは吉成名高にTKOで敗れている。各団体を渡り歩き、2024年6月にはフランスの大会でISKAのタイトルを獲得。首相撲からのヒザ蹴り・ヒジ打ちを得意とする。 第7試合の女子55.0kg契約3分3Rでは元S-1女子日本スーパーフライ級王者ルイ・KMG(クラミツムエタイジム)が34勝15敗1分のホントン・コー・プラサートジム(タイ)と、65.0kg契約3分3Rでは弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が55勝21敗2分のコムキョウ・ノー・ナクシン(タイ)と対戦する。
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