最高額は誰だ! 日本代表、最新市場価値ランキング1~10位。アジアカップで早期敗退のスター軍団
4位:伊藤洋輝 生年月日:1999年5月12日(24歳) 最新市場価値:2200万ユーロ(約30.8億円) 所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:12試合0得点2アシスト 日本代表の左サイドバックを担当する伊藤洋輝は、近年の活躍で市場価値を2200万ユーロ(約30.8億円)まで高めている。 2022/23シーズンにシュトゥットガルトで主に3バックの一角を務めた伊藤は、シーズン終盤の監督交代に伴って左サイドバックを担当するようになった。188cmの長身で競り合いに強く、もともと守備面に不安はない。さらに、得意の左足から繰り出されるロングフィードも魅力で、攻撃の起点としても期待できる。 シュトゥットガルトは現在、ドイツ・ブンデスリーガで3位につけている。その強豪チームの不動のレギュラーである伊藤の市場価値が高くなるのは自然なことだろう。 アジアカップでは、守備で軽い対応も散見されたが、果敢な攻撃参加から精度の高いクロスボールを入れるシーンもあった。左サイドバックは中山雄太も起用されており、伊藤は不動のレギュラーという状況ではないだけに、アピールしたい気持ちも強く持っているはずだ。
3位:冨安健洋 生年月日:1998年11月5日(25歳) 最新市場価値:3000万ユーロ(約42億円) 所属クラブ:アーセナル(イングランド) 23/24リーグ戦成績:12試合1得点1アシスト 冨安健洋は、日本代表のDFとして最高額の3000万ユーロ(約42億円)という市場価値が付いている。 日本代表の守備の柱である冨安は、対人能力が高いだけでなく、全体をコントロールする統率力も高い。アジアカップ第2戦のイラク代表戦では後半スタートから投入されると、下がりがちになっていたディフェンスラインを一気に上げ、戦術面でもチームに大きな影響を与えている。さらに、足元も正確で、並のセンターバックであればおおざっぱに蹴り出してしまいたくなるボールを味方につなげることができる。 冨安は所属するアーセナルで主にサイドバックを担当している。それも、左右どちらもこなすことが可能だ。センターバックでもサイドバックでも、そのときにチームが求めていることを把握するインテリジェンスと、それをこなせる能力がある。アジアカップ準々決勝のイラン代表戦は後半にかなり押し込まれたが、冨安がいなければもっと早く守備が決壊していても不思議ではなかった。