最高額は誰だ! 日本代表、最新市場価値ランキング1~10位。アジアカップで早期敗退のスター軍団
8位:遠藤航 生年月日:1993年2月9日(30歳) 最新市場価値:1300万ユーロ(約18.2億円) 所属クラブ:リバプール(イングランド) 23/24リーグ戦成績:15試合1得点0アシスト 日本代表の主将を務める遠藤航は、もうすぐ31歳の誕生日を迎えるが、いまも進化を続けている。 遠藤は昨年夏にシュトゥットガルトからリバプールへ移籍した。当時の市場価値は650万ユーロ(約9.1億円)だったが、リバプールは2000万ユーロ(約28億円)を投じて獲得している。リバプールは昨年夏のMF補強がことごとく失敗しており、急きょ遠藤を獲得した形だ。遠藤はバックアッパーの1人になるというのが大方の予想だったものの、チームメートの負傷もあって出場機会を増やし信頼を高めると、12月にはクラブの月間最優秀選手に選出されている。 アジアカップでは、全試合にフル出場した。準々決勝イラン代表戦の後半はやや疲れていた様子だったものの、森保一監督が代わりのいない選手と考えているのは間違いない。 現在の市場価値1300万ユーロ(約18.2億円)は、自身最高額である。一般的には市場価値が下がる年齢だが、遠藤はさらに市場価値を上げていけるだろうか。
7位:菅原由勢 生年月日:2000年6月28日(23歳) 最新市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 所属クラブ:AZ(オランダ) 23/24リーグ戦成績:16試合0得点4アシスト 日本代表の右サイドバックを務める菅原由勢は、1500万ユーロ(約21億円)の市場価値だ。 菅原は2019年夏にオランダの名門AZに加入した。加入当初はなかなか出番がなかったものの、次第に出番を増やし、2021/22シーズン以降は不動のレギュラーになっている。22/23シーズンは3得点8アシストと、得点関与でも大きく貢献しており、市場価値はクラブで2位まで上昇した。 今季のオランダ1部リーグでは、アジアカップの時期を除いて全試合で先発しており、代役のいない選手として活躍している。ただ、アジアカップではグループリーグで不安定な守備もあり、第3戦以降は毎熊晟矢にポジションを奪われた格好になった。 クラブでも代表でも定位置を手にしていた菅原は、アジアカップで新たな競争に直面した。23歳と若く伸びしろは十分なだけに、この経験を今後の成長に活かしたいところだ。