大興奮の萩野公介「ハンパじゃないです」オリンピック記録を3つ塗り替えた競泳のマルシャンに感服
◇パリオリンピック2024 競泳男子200m平泳ぎ決勝(大会6日目=現地時間31日 ラデファンス・アリーナ) 【デジ】オリンピック銀メダルを掲げる競泳の松下知之選手 競泳3冠の地元フランスのレオン・マルシャン選手に萩野公介さんが感服しました。 大会3日目の28日には、400メートル個人メドレーでオリンピック新記録で金メダル。そして31日の200mバタフライと200m平泳ぎで再びオリンピック新記録を樹立。次々と大会記録を更新し、3つの金メダルを獲得しています。 リオオリンピック金メダリストの萩野公介さんはおもわず「いやー。今の時代を生きているみなさんは幸せですよ。レオン・マルシャンと同じ時代に生きているわけですから。ハンパじゃないです」と興奮気味に話します。 平泳ぎについて「彼が長水路(50m)で200m平泳ぎに出場するの、実はこのパリオリンピックが初めてなんですよ。それでこの圧勝。ただ出てなかっただけで、出たらこんだけぶっちぎってしまうんです。レオン・マルシャンとは、そういうことなんです」とコメント。 バタフライでは東京オリンピックで金メダルを獲得、現在世界記録を持つハンガリーのクリシュトフ・ミラーク選手と対戦しました。「天才2人が競い合ったらどんな戦いをするのかと思ったが、今回はマルシャンが勝った。レース中のドルフィンキックはスゴいね。ラスト15mが全くバテていなかった。あれは練習のたまものですね。あれだけ潜って最後までスタミナが持つなんて。練習やってないと無理です。異次元の練習量と、異次元の才能、この二乗ですね」と称賛します。 「ただ、まだミラークの200mバタフライ世界記録は先だし、200m平泳ぎの世界記録もまだ先です。でも、ゆくゆくはどちらの種目も、マルシャンが世界記録を出す日は近いと思いますよ」とマルシャン選手のさらなる進化を期待しました。