【動画解説】西・東日本 スギ花粉飛散ピーク 11日以降高温傾向 3月下旬並みも
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西・東日本ではスギ花粉の飛散がピークを迎えています。雨上がりや、晴れて気温が高い日は特に花粉が飛びやすくなります。来週は特に気温も高温傾向で、より一層スギ花粉が非常に多く飛びやすくなりますので万全な対策が必要です。
3月上旬となり、西・東日本の広い範囲でスギ花粉の飛散量がピークとなっています。花粉は「晴れて暖かい日」「風が強い日」「雨上がりの日」に飛びやすくなります。きょう6日(水)は 東日本を中心に雨や雪が降っていますが、きょうのうちに次第にやむ見込みです。あす7日(木)は西・東日本では晴れる所が多く、スギ花粉が非常に多く飛びそうです。東京はあさって8日(金)は曇りで一時雨か雪となっていますが、すぐに雨か雪はやむ見込みです。各地、西・東日本を中心に10日(日)にかけて晴れて比較的暖かい日が続く予想となっていて、スギ花粉の飛散量が非常に多くなる所が多いでしょう。
また、特に来週は高温傾向が続きます。西日本は11日(月)と12日(火)、東日本は12日(火)に雨が降りますが、翌日13日(水)は雨上がりで晴れて天気が回復し、予想最高気温は東京・名古屋・広島は16℃、高知は18℃と3月下旬並みの陽気で、一層スギ花粉が非常に多く飛ぶことが予想されます。その後14日(木)以降も気温がさらに高くなる見込みです。
しっかり花粉対策を心がけましょう。マスク・メガネを着用したり、つばの広い帽子をかぶったりしましょう。マスクをすることで花粉は約70%削減でき、メガネをすることで約40%減少することができるといわれています。また、室内に入る際は衣服についた花粉を払い、うがい手洗いをしっかり行って対策を徹底しましょう。 万全な花粉対策をお願いします。 (気象予報士・堀栄子)