意外!? 上信越道「東部湯の丸SA」名物「山賊ニラだれ定食」はサッパリ系だった
美味!! ご当地グルメ「山賊焼」をアレンジか
地方の高速道路では、夕方を過ぎるとPAのフードコートが割と早い時間に閉店してることもあり、夕食難民になりかけた経験があります。そのため上信越自動車道をバイクで移動中、少し早い時間帯(と言ってもすっかり暗い時間)にPAではなく「東部湯の丸SA」(上り)に立ち寄ったところ、24時間営業でしたがこの先でどうなるか分からなかったので、とりあえず一安心です。 【画像】上信越道「東部湯の丸SA」(上り)の名物メニューを画像で見る(9枚)
早速、券売機の前に立つとかなり目立つメニュー写真で「山賊ニラだれ定食」(1100円)を発見。「東部湯の丸上り名物」と書かれているので気になって注文してみました。 長野県で「山賊」と言えば、きっと「山賊焼」のことでしょう。「長野(信州)のソウルフード」と呼ばれるご当地グルメだと聞いたことがあります。鶏のもも肉1枚を丸ごと使い、ニンニクなどパンチの効いた醤油ベースのタレに漬け込んで片栗粉をまぶして揚げたものですが、地域によってその仕上がりにはバリエーションがあるそうです。 さて、出来上がりを見ると少し意外でした。大量のニラだれがかかっています。もっとトロミのあるタレかと思っていましたが、ほぼポン酢のような、酸味のあるサッパリ系なのです。 「少し想像していたものと違ったな……」と思いながらもご飯にワンバウンドさせていただきます。すると、これが想像以上に美味しい……。 鶏肉と衣だけなら揚げ物ならではのコッテリ感ですが、ポン酢的なタレによって口の中はサッパリ。そこに大量の刻まれたニラも口の中に放り込まれるわけで、なんだかとても不思議な食感ですが、ご飯が進みます。 ふと、「このご飯、かなり美味いな……」と思い、あらためて券売機を確認すると、東御市産のコシヒカリを使用しているとあり、お米にもこだわりがあるようです。
全国いろいろなPAやSAで食事を楽しんでいますが、お米にこだわっている店は総じて料理が美味しいです。今回の定食も、おかずもさることながら、お米の美味しさも際立っていました。 フードコートもショッピングコーナーも、なんだか美味しそうなものでいっぱいの「東部湯の丸SA」でした。また訪れることがあったら、別のメニューにもトライしたいと思います。
バイクのニュース編集部