健康のために月額いくら使っている?78歳で夫と死別、自分はもっと生きようと食生活を改善した人や、74歳から保健所の筋トレコース入会者も
創刊以来、《女性の生き方研究》を積み重ねてきた『婦人公論』。この連載では、読者のみなさんへのアンケートを通して、今を生きる女性たちの本音にせまります。今回からは新テーマ「健康への投資度」についての結果発表です。年を重ねるごとにその大切さが身にしみる「健康」ですが、維持する方法は人それぞれ。寄せられた回答の中から、まずは「お金をかけて取り組んでいること」について――。 【グラフ】デジタル機器でやってみたいことは? * * * * * * * 【回答者数】208人 【平均年齢】67・09歳 【回答者の内訳】60代…70人/70代…60人/50代…29人/80代…25人/40代以下…17人/90代…4人/不明…3人 ◆Q. あなたが健康を維持するためにお金をかけていることは?(複数回答可) ◆Q.そのための費用は1ヵ月でどのくらい?
◆あなたの健康法、ハウマッチ?〈1〉 始めたきっかけや取り組み方には、その方の人生が垣間見えるようです ※複数のことをしている場合は金額の多いもので分類しています 【サプリ、漢方、健康食品】●更年期対策として婦人科で処方された加味逍遙散(かみしょうようさん)を服用中。月に約5000円(45歳・パート) ●人から見られ、また代えのきかない仕事のため、40歳頃から体のメンテナンスを始めました。サプリメントの摂取(NMN、乳酸菌、水素、リポソームビタミンC、ヘム鉄、DHA、L-システインなど)、ホットヨガ、美容クリニックで肌治療、自宅で美顔器使用など。1日約4時間、月に約8万円 (51歳・司会業) ●78歳で夫と死別して、自分はもっと生きようと、青汁、DHA・EPAやロコモ予防のサプリ、野菜ジュースとヨーグルトを摂り始めた。月に約6000円 (79歳・年金受給者)
【ジム、プール、体操教室】●出産後1年経っても体形が戻らず、30歳から女性専用フィットネスジムで1日30分の筋トレを開始。費用は月6500円。その10年後、また太ってきたので極限まで食事制限をしてみようと、3ヵ月に1回5日間、日にコップ5杯の酵素ドリンクだけを飲む断食も始めました。こちらは1回2000円(42歳・会社員) ●保健所の筋トレコース(週5回)に月1万円。老化を感じて74歳から続けている(90歳・年金受給者) 【食事】●毎朝スロージューサーで、人参とレモンがメインのジュースを作り、家族で分け合って飲む。野菜や果物を多く摂ることを意識していて、食材に月に約2万円 (48歳・専業主婦) ●ここ数年毎日摂っているのは、ブラックチョコ5個、ピーナッツ(渋皮が目的) 25 粒、有機JAS認証の青汁1包、小梅干し1個、赤ワイン(30mL)、亜麻仁油(有機JAS認証)、蒸し大豆、納豆1パック、味噌汁、無農薬の玄米、卵1個。調味料(味噌、油、オリーブ油)はすべて有機JAS認証のもの。費用は月7万円 (72歳・年金受給者) ※紹介したコメントは個人的な体験・感想であり、食品や運動、施術などによる効果を示すものではありません あなたの健康への投資度は?・〈2〉につづく
「婦人公論」編集部
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