中国外務省報道官は１７日、インドと協力し、対話と意思疎通を通じて相互の信頼を高め、見解の相違に誠実に対処する用意があると表明した。３月撮影（２０２４年　ロイター／Tingshu Wang）

[北京 １７日 ロイター] - 中国外務省報道官は１７日、インドと協力し、対話と意思疎通を通じて相互の信頼を高め、見解の相違に誠実に対処する用意があると表明した。 中国の王毅外相は１８日、インドのドバル国家安全保障補佐官と国境問題について北京で会談する予定。 両国の国境地帯では２０２０年の軍事衝突でインド兵士２０人、中国兵士４人が死亡。両国は今年１０月、国境地帯のパトロールに関する取り決めに合意した。 中国の習近平国家主席とインドのモディ首相は１０月に会談し、意思疎通を強化し、対立や相違を解決することで合意した。 中国外務省報道官は「中国はインドと協力し、両国首脳が合意した重要なコンセンサスを履行し、互いの核心的利益と主要な懸念事項を尊重して両国関係を早期に安定的で健全な発展軌道に戻す用意がある」と述べた。