1軍に“推薦”したい…DeNA、ファームで好成績を残す選手(6)2軍防御率0点台だったが
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している横浜DeNAベイスターズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月19日時点)
渡辺明貴
投打:右投右打 身長/体重:188cm/105kg 生年月日:2000年1月29日 経歴:第一学院高 - 山梨球友クラブ - BC・滋賀 - BC・新潟 - 韓国独立リーグ - BC・茨城 ドラフト:2022年育成選手ドラフト4位 韓国独立リーグでプレーした経歴を持つ渡辺明貴。今季中の支配下契約こそ逃したが、ファームで好投を続けている。 通信制の第一学院高甲府キャンパスに通いながら、クラブチームで野球を続けた渡辺。BCリーグの滋賀や新潟を経て、2019年は韓国独立リーグでプレーした。 2021年からは独立リーグの茨城アストロプラネッツに在籍。150キロ超のストレートを武器に活躍した結果、育成選手ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた。 プロ2年目の今季は、開幕からファームで無失点投球を続け、5月上旬までは防御率0点台を維持した。 ただ、6月下旬からも安定感のある投球をしていたものの、支配下登録は来季以降に持ち越しとなった。 それでも、現在までファームで45試合に登板し、7勝0敗8セーブ、防御率2.20をマーク。着実に実力を付けており、来季以降の支配下契約に期待がかかる。
ベースボールチャンネル編集部