【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
為替を議論
日本銀行の植田和男総裁は7日夕、首相官邸で岸田文雄首相と会談し、為替が経済物価に与える影響などについて議論した。両者の会談は日銀が17年ぶりの利上げを決定した3月19日以来。植田総裁は会談後、円安は「経済物価に潜在的に大きな影響を与え得るものであり、最近の円安について日銀の政策運営上、十分注視していくことを確認した」と言明。今後「基調的物価上昇率にどういう影響が出てくるかについて注意深く見ていく」とも語った。
ボーナス急上昇か
2024年の米金融業界ボーナスは、特に企業の資金調達や債券売買を支援するデスクで急増しそうだ。報酬コンサルタントのジョンソン・アソシエーツのリポートによると、債券の引き受け担当者は今年、取引が活発化するにつれてボーナスが最大25%、債券トレーダーや株式引き受け担当者の場合は20%それぞれ増える可能性がある。金利上昇のため株式や債券の発行にブレーキをかけていた法人顧客は、見通しが明らかになるにつれて市場に戻りつつある。
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Rumi Shiohara