報徳・大角監督、川西市長を訪問 夏の甲子園へ抱負 /兵庫
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)で2年連続の準優勝を果たした報徳学園(西宮市)の大角健二監督(43)が21日、出身地にある川西市役所を訪れ、越田謙治郎市長に夏に向けた抱負を語った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 大角監督は、同市立小、中学校を卒業し報徳学園に進学。捕手として春夏の甲子園に4回連続で出場、主将も務めた。報徳学園でコーチ、部長を経て2017年に監督に就任。国語科の教諭でもある。 大角監督は今春のセンバツについて「初戦で逆転サヨナラ勝ちという観衆に感動してもらえる試合ができ、2戦目以降に応援がさらに膨らんで、勢いに乗れた」と振り返った。夏の選手権大会に向けては「(春季県大会準々決勝での敗退は)部員には良い薬になった。3人目の投手の育成や打撃のパワーアップなどを果たしたい」と述べた。 越田市長は「連続準優勝は胸を張れる成績。夏はもう一歩先を目指してください」とエールを送った。【土居和弘】 〔神戸版〕