【漫画】お笑い芸人の“ツッコミ”に注釈が? 1Pマンガに4万人が「シャレにならん」【作者インタビュー】
価値観の境界線が難しい!
漫才をしているお笑いのコンビ芸人。相方がボケに対して頭を叩きながらツッコミをいれます。「お笑い」ではお約束の流れですが、時代の変化により、それだけではダメになってしまうかもしれなくて……? 【マンガ本編】お笑い芸人の“ツッコミ”に注釈が? 1Pマンガが「シャレにならん」 255さん(@nikokosan)による創作1コママンガ『そろそろこれも冗談にならなくなってきたかも』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は4.9万を超えており、読者からは「本当にコメディーというのは、知的に高度なことをやっていて、子供に真似をしないように説得するのは難しいですよね」「これを暴力暴力だと言う人を見たときのが頭が痛い」「クレーマーは何言ってもクレームをこじつけてくるからな。世知辛い世の中になってしまったな」などの声があがっています。 255さんは漫画家として活動しており、報酬に応じたデタラメ雑学を伝授する『嘘豆知識のお姉さん その1』がKindleにて発売中です。 作者の255さんにお話を聞きました。 ーー現代風刺の内容で興味深かったです。このマンガを描こうと思った経緯、伝えたかった想いを教えて下さい。 創作、表現は自由であってほしいという気持ちが常にあるので、それをなるべく堅苦しくない形にしました。もちろん表現の自由を楯にした誹謗中傷は許されませんが、誰もが気楽に作品を発表できればいいなと。
ーー普段から少ないコマ数でマンガを描かれています。1コマで表現するために、こだわったポイントを教えて下さい。 今作はあえて長々と解説すること自体がポイントですが、普段は極力文字数を減らすことに力を入れています。特にSNSでは作品が目に入って僅か数秒で評価が決まることが多いので……!! なので、最初に思いついたセリフをそのまま使うことは少ないです。 ーーコメント欄で、特に印象に残った読者の声について教えて下さい。 「海外では叩くようなツッコミはない」というコメントがいくつかありました。軽く調べてみたところ、確かに少ないようです。日本と海外のどちらが良いかは分かりませんが、平和な日本だからこそ「ツッコミで叩く」のが冗談で済むというのもあるのかなと思います。
マグミクス編集部