アメトーーク!で注目 高校野球芸人かみじょうたけしの生き方
アメトーーク!で注目 高校野球芸人かみじょうたけしの生き方 THE PAGE大阪
18日夜のゴールデンタイム、テレビ朝日で「緊急アメトーーーーク高校野球大大大大好き栄冠は君に輝くSP!!」という特番が放送された。高校野球が大好きな芸人が多く登場する中、番組内の発言の数々がひと際目立ち、SNSで多数つぶやかれるなどした関西の芸人がいた。その芸人の名は、かみじょうたけし。「高校野球を常に見守りたいから」と京都の大学に入学しながらも下宿先を甲子園球場近くにしてしまうほどの高校野球通だ。各都道府県の代表校が決まる中、いまいちばん燃えている、かみじょうたけしの生き方を追ってみた。
地元高校が甲子園に近づき興奮した
兵庫県一宮町(現・淡路市)出身。小学生のころは少年野球の2塁手として奮闘していた。「僕は打たれへんし、守っても普通。けどね、声は大きかったんですよ」と当時を振り返る。 そんな少年が「高校野球」に興味を持つきっかけは小学6年生だった1989年。地元の津名高校が夏の予選で準決勝まで進出したのを受け、父親に「球場へ行きたい」とお願いして明石球場まで観戦に行ったこと。「僕は地元が淡路島。近所の高校がテレビでやってる甲子園に出るのかと思ったらいてもたってもいられなかった」。結果は負けたものの、その時の感動は今でも胸に刻まれているという。 そして、後に津名高校へ進学したと聞き「野球部ではどんな風にすごしたのか?」と質問すると意外な答えが返ってきた。「僕、中学・高校とソフトテニスやっとったんですよ」。なんと野球をプレーするのは小学校で断念していた。 その理由を聞くと、入学した中学校は6つの小学校が集まり、自身が小学校の時に所属したチームは、5チームの中で順位は4番目。「それだけのチームが1つに集約されるということは、よそのエースで4番も入ってきますからね」。そうした理由から野球部入部を断念。そこでテニスへの道を選んだ。その理由は「テニスなら個人競技。だから出られる」だからだったとか。そのため、中学以上まで野球をやっている人は尊敬しているという。