イタリアのヴェネツィアで入ったカフェ 水の都ならではの衝撃的な体験に思わず目を疑う
毎年多くの観光客が訪れるイタリアのヴェネツィア。とあるカフェで経験したまさかの出来事が、今X上で話題になっています。投稿したのは、Xユーザーのginjakeさん(@sirojake)です。 【写真3枚】「水の都ならではの衝撃的な体験」を見る 当ポストには2024年5月17日時点で2.8万件を超えるいいねが集まり、「ユニークな経験ですが驚きますよね」「ベネチアあるあるですね!」といった多くのコメントが寄せられています。 記事の中では、カフェのメニューや価格についても紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。 ※ポストの画像は【写真3枚】をご参照ください。 ※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ヴェネツィアのカフェで食事をしようと思ったら…
「ヴェネツィアで衝撃的な事がありました」というコメントとともに投稿されたのは4枚の写真でした。 1枚目に写っていたのは、サン・マルコ広場に位置する老舗カフェ「Gran Caffè Quadri」の店内。ヴェネツィアの歴史を感じさせるインテリアに見入ってしまいますね。 食事のためにこちらに入店したginjakeさん。なんと店員さんから「1時間後に水没するから店を閉めるけどいい?」と思わぬことを聞かれたそうです。お店が水没するとは、一体どういうことなのでしょうか…?
水の都ならではの現象「アクア・アルタ」とは?
カフェの店員さんが言っていた「水没」とは、イタリア語で「アクア・アルタ(高水)」という現象によるもの。 ヴェネツィアは、アドリア海の北端に位置しており、シロッコ(季節風)が行き止まるため、そもそも高潮が発生しやすい場所だと言われています。 さらに大潮での高潮位や低気圧による海面上昇などが重なることにより、ヴェネツィア全体が浸水してしまう「アクア・アルタ」が起こるのだそうです。 ※参考:長倉敏郎氏 財団法人 港湾空間高度化環境研究センター「ベネチア・モーゼ計画と、ラグーンで実施されている対策事業」 店員さんの話を聞いたginjakeさんは「率直にまじかと思いました。前日にサン・マルコ広場の近くを通った時も周辺が水浸しになってましたが、店内に水が入る前にドアを閉めて対策するのだろうと思ってました」と話してくれました。 その後、急いで30分ほどで食事を済ませたものの、会計時にはレストランが浸水し始めていて、店員からビニールブーツを渡されて退店することになったそうです。 ちなみに、ビニールブーツは靴の上から履く形だったため、あまり違和感はなかったとのこと。 「ブーツが必要なのはお店のあるサン・マルコ広場のみでしたが、脱ぐのも面倒だったので、ホテルまでそのまま30分くらい履いていました」と教えてくれました。 ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には、 ・「アクア・アルタですね! 一度は体験してみたいです」 ・「ブーツ備え付けということは、よくあることなのでしょうか?」 ・「去年行きましたが、広場の至る所から水が出てきて衝撃だった」 など、貴重な体験についてさまざまなコメントが寄せられました。