またも“新ポジション”のチェイス・アンリ、現地メディアで一定の評価「ほとんどの場面では落ち着きを保っていた」
シュトゥットガルト対ホッフェンハイムはドローで決着
ホッフェンハイム戦にフル出場したシュトゥットガルトのチェイス・アンリはドイツメディアで一定の評価を得ている。 シュトゥットガルトは6日にホームで行われたブンデスリーガ第6節でホッフェンハイムと対戦。やや守備的なアプローチの相手に前半終了間際に先制されると、後半アディショナルタイムにFWエルメディン・デミロヴィッチが一度PKを阻止されるも押し込み、試合は1-1のドローに終わっている。 そんな中、前節ヴォルフスブルク戦(2-2)はスーパーカップ決勝以来初めて出番がなかったチェイスは公式戦5試合ぶりに先発出場。これまで右SBや左SBでも起用された20歳だが、この試合では不慣れの3バックの右CBでスタートし、後半からは本職の4バックの右CBとしてプレーした。 そして、ドイツメディアでの同選手への評価は及第点に。地元紙『シュトゥットがルター・ツァイトゥング』はチーム3位タイの「3」とし、次のように寸評している。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低) 「若手選手はパスカル・シュテンツェルの代わりにジョシャ・ヴァグノマンの代役を務める機会が与えられた。ただ、典型的な右SBではなく3バックの右側でプレーすることになった。序盤こそトリッキーな競り合いに巻き込まれたが、デュエルを経て徐々に安定感を得た」 「前方へのプレーにもよく参加したが、それを勢いづけたとは言えないだろう。後半からは4バックのCBに入っている。ホッフェンハイムのカウンター攻撃への最大限の注意が求められたが、ほとんどの場面では落ち着きを保っていた」 また、『キッカー』もチェイスのプレーを「3」としたが、こちらではチーム最高タイの評価となっている。