【中日】石川昂弥が現状維持でサイン 左手首は「もう痛みもない」
中日の石川昂弥内野手が26日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3000万円でサイン(金額は推定)した。 今季は開幕を2軍で迎え、82試合で打率2割7分2厘、4本塁打、25打点の成績に「思うようにいかなかった」と悔しさをにじませた。だが、9月15日の巨人戦(東京ドーム)以降は4番に座り、アピール。「シーズン途中から後半はいい状態でやれていた。直球を捉える確率は去年よりもいいし、来年に生かせるように」と、うなずいた。 秋季キャンプ中に痛めた左手首については、「もう痛みもない。徐々に(状態を)上げていけたら」と快方に向かっている様子。「来季の4番は石川昂弥でいきたい」と話す井上新監督の期待を背に、勝負の6年目へ「(レギュラー争いに)負けるつもりはない。まずは全試合に出て、80打点を目標にやっていきたい」と決意を新たにした。
報知新聞社