韓国・酒に酔い凶器振り回した男性、警察のテーザー銃にひるんで従順に
【12月01日 KOREA WAVE】酔った状態で騒ぎを起こし、出動した警察官を刃物で威嚇した男性が、警察のテーザー銃(電気ショック銃)により制圧され逮捕された。 事件はソウル市城北区のある住宅街で先月16日午後11時40分ごろ発生した。ソウルの鍾岩警察署に近隣住民から「誰かが大声で騒いでいる」という通報があり、警察が現場に駆け付けた。 現場に到着した警察官に対し、男性は上半身裸の状態で頭を下げて挨拶し、一度はおとなしく自宅に戻った。しかしその後、玄関の鉄製ドアを激しく開け閉めするなど、さらに乱暴な行動を繰り返した。 不測の事態に備えて現場で待機していた警察官が再び対応に向かうと、男性は突然、家の中から刃物を持って飛び出してきた。警察官はとっさに玄関の扉を盾にして身を守りつつ、無線で応援を要請。その間、テーザー銃を準備した。 警察官がテーザー銃を構え、「刃物を捨てろ」と繰り返し警告すると、男性は刃物を地面に置いた。警察は男性が興奮状態から落ち着く瞬間を見計らい、特殊公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。男性の自宅から複数の刃物を押収した。 男性は警察の調べに対し、「近隣住民とのトラブルに腹を立てていた」と供述したという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE