新気象観測船、26日に初の本格調査へ 出航前に船内部を公開
気候変動などの分析のため、海や大気について調べる気象庁の観測船が新しくなり26日、初の本格調査に向かいます。出航を前に船の内部が公開されました。 【映像】新気象観測船「凌風丸」の内部公開 気象観測船は年間200日以上海に出ていて、海の温度や二酸化炭素の量を測定して地球温暖化に関するデータを集めるほか、大気中の水蒸気の測定から大雨をもたらす「線状降水帯」に関するデータなどを集めています。 2隻ある船のうち「凌風丸」が2024年、約30年ぶりに新たに竣工しました。ハイブリッド車のように電気でも船を動かせる機能が増えたほか、乗り込む女性の専用エリアも充実しました。 気象庁によりますと、日本の南を流れる「黒潮の大蛇行」が7年前から過去最も長く続いていますが、凌風丸は最初の調査でこの黒潮を調べに伊豆諸島近海をめぐります。 凌風丸は、26日東京お台場から出発します。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部