なぜ世間は秋篠宮家をバッシングせずにはいられないのか 秋篠宮さまと親交の深いジャーナリストが近況をレポート
3年連続で出席
ところで同じ会見で、佳子さまの活動について尋ねられた秋篠宮さまは、次のように話していた。 〈いろいろなところから声を掛けていただいているわけですし、それぞれの、主催している人たちにとっては大変大事な催しが多いわけですね。ですので、引き続き一つ一つ、声を掛けていただいた仕事に対して真摯に取り組んでいってもらいたいと思っております〉 佳子さまは7月25日には静岡県御殿場市で開かれた「全日本高校馬術競技大会」開会式に出席、県立静岡がんセンターも訪問し、子供のがん患者たちと交流。また8月10日からキャンプ生活を通して障碍者への理解を深める「日本アグーナリー」参加のため福島県を訪問した。 むろん佳子さまに限らず、ご一家は現在、目の前にある仕事と真摯に向き合っている。猛暑の最中の7月31日、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、岐阜市で開かれた全国高等学校総合文化祭(総文祭)総合開会式に出席した。“文化部のインターハイ”と呼ばれるこの催しに悠仁さまは、高校1年生の時から3年連続で出席している。
研究者たちと交流
8月25日には、京都市左京区の国立京都国際会館で行われた「国際昆虫学会議」の開会式に秋篠宮ご夫妻が出席。悠仁さまは、皇居のトンボの生態についてこの国際会議でポスター発表を行う研究グループに参加しており、主催者側からの招待を受けて私的に来場した。開会式後にご一家は、国内外の昆虫学者らから研究内容について説明を受けるなど、研究者たちと交流を深めた。 宮中祭祀でいえば7月24日、「後宇多天皇七百年式年祭の儀」が宮中三殿の皇霊殿で営まれ、伝統的な装束姿の天皇陛下と秋篠宮さま、そして紀子さまが拝礼。明治天皇の命日にあたる7月30日には、同じく皇霊殿で「明治天皇例祭の儀」が行われ、陛下と秋篠宮ご夫妻が拝礼している。
“逆風”でも慌しく
このように充実した状況にあっても、 「早く“逆風”が止んでほしいですね」 宮内庁関係者は、苦しい胸中を私にこう吐露する。ネットなどでは相変わらず、秋篠宮ご一家に対するバッシングとも言うべき、厳しい批判の声が見受けられる。それでも、前述のように慌ただしく活動をこなす日々が続いており、ご一家の動静に詳しい知人によれば、この夏も、 「特段、お変わりはございません。両殿下のお気持ちを拝察すれば『一部の人たちによる批判などに関わっている時間はない』といったところでしょうか」 一時は体調不良が伝えられた紀子さまも、自身の体を気遣いながら公的な仕事や祭祀など、熱心に取り組んでいるといい、 「『この暑さの中、そんなに忙し過ぎて大丈夫ですか?』と、周囲が心配するほどの頑張りようだと聞いています」 この知人はそう続けるのだが……。 「ご両親が結果的に“あの結婚”を止められなかったことへの世間の不満は、少なからず残っています。それまでは順調に歩んで来られたご一家だっただけに、国民の失望も大きかったように感じられます」 別の宮内庁関係者がそう指摘する通り、小室眞子さんの結婚騒動が、秋篠宮家批判の主因であるとの見方は、私の周囲でも根強くある。結婚後に日本を離れた眞子さん夫妻は、現在も米国で暮らしている。夫の圭さんは弁護士として活躍中だというものの、 「秋篠宮さまも紀子さまも、眞子さんたちのことをどの程度、把握しているのか疑問です。特別、用事がなければ連絡を取り合っているとも思えません」
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