ジャーナリストの堀潤氏が見た「国連を支える世界こども未来会議」の意味と今後
イベントの最後には来年行われる大阪・関西万博内では8月6~7日に世界中のこどもたちが参加する会議を開催し、原爆が投下された8月6日には万博会場より参加するこどもたちの声を「ピースコミュニケーション宣言」として世界に発信することが発表されたのだが、この試みについては「せっかく日本で万博が開かれて、世界の人たちが日本に来てくれるわけですし、万博は世界中からいろいろな人たちがアクセスする一つのきっかけにもなりますので、しっかりとここで、子どもたちが私たち大人たちに提言してくれるというその価値を伝える、そういう場所にしていきたいなと思いました。だから、大人が子どもたちに教えるのではなくて、子どもたちから我々大人が気付かせてもらい、ともに考える。国籍もいろいろな宗教などのバックグラウンドを超えて集まれる場作りの意味というものを万博などを使って発信できればいいのではないかと思っています」などと語っている。