女性「年金月額10万円未満」が約9割。働き方が変わればどれだけ年金額が変わるのか
自身の年金加入状況を確認して長い目で見た老後対策を
現代シニア女性は約9割が年金月額10万円未満ですが、現役世代の方はこの状況が変わる可能性が考えられます。 手取りが減ると聞くと苦しいところですが、社会保険加入のメリットも確認したり、これを機に年金について考えたりされるとよいでしょう。 一方で、ご自身やご家庭の状況によっては、働きたくても働けない場合もあります。 その場合には長い目でみてキャリアを考えたり、私的年金や貯蓄で備える方法もあります。 年金や働き方について話題になっている今だからこそ、まずはねんきんネットやねんきん定期便でご自身の年金の加入状況を確認し、今後について考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概概況」 ・日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大のご案内」 ・厚生労働省「多様なライフコースに応じた年金の給付水準の示し方について」
宮野 茉莉子