トヨタとスバル、「GR86」「BRZ」を改良 新色や新機能を追加
トヨタ自動車とスバルは12日、共同開発したスポーツカー「GR86」「BRZ」を一部改良したと発表した。モータースポーツ活動で得たノウハウを生かして旋回制御を見直すなどし、走行性能を高めた。発売日はGR86が8月1日で、BRZは後日公表する。月販計画はそれぞれ700台、300台。 GR86はプロドライバーからのフィードバックにより、ショックアブソーバーの減衰特性や電動パワーステアリングシステム(EPS)などの制御を改良。また、外板色に新色を採用するなどした特別仕様車「RZリッジグリーンリミテッド」も設定。28日まで抽選の受け付けを行い、10月ごろに200台限定で販売する。価格は293万6千円から。特別仕様車は389万7千円から。 BRZは「スーパー耐久(S耐)」参戦車開発の知見から、MT車に「スポーツモード」を設定。アクセル操作に、エンジンがよりきめ細かく反応するようにした。先進運転支援システム「アイサイト」も、引き続き全車に標準設定した。価格は332万2千円から。MT車は従来から2万2千円(消費税込み)の値上げとなる。