再生材の安定供給へ拠点整備 「循環経済」で政策パッケージ 政府
政府は27日、廃棄される製品や原材料を有効活用する「循環経済(サーキュラーエコノミー)」に関する関係閣僚会議を開き、政策パッケージをまとめた。 製造事業者に再生材を安定的に供給できる仕組みを整えるため、排出された金属スクラップや使用済みの車などの解体、保管、リサイクルを一体的に行う拠点を全国に12カ所整備することが柱。 石破茂首相は会議で「循環経済への移行は、国民のライフスタイルの転換、サプライチェーン(供給網)全体のあらゆる企業の変革を伴うものであり、国家戦略として推し進める」と述べた。