ワークアウトの習慣化。コツは「柔軟性と制限」のバランス
行動を続ける中で確立してきたルール
以前どこかで読んだ「三日坊主を何度も続ければ継続」というマントラ(?)を頭の片隅に置きながら、ワークアウトを少しずつ続けていく中で、次第に自分に合ったルールが固まってきました。 その一部をご紹介します。 筋トレは週3回、基本は月水金。できない場合は曜日を変更してもよい。 午後2時までに開始する。無理な場合はそれ以降でもOK。 体調が優れないときは、体と相談しながら行なう。 自分に合った方法で記録する(アナログ人間なので、デバイスやアプリは使わず、ノートに記録。成果が実感できるなら、記録媒体は何でもいいと思います)。 ほかに、筆者のワークアウトのルールとして、前回または前週よりも少しずつ負荷を上げていくことにしています。 全体的に見て負荷や回数が上がっていけばいいので、細かい数値を見て一喜一憂することは少なくなりました。
意欲が上がるロールモデルとプラスαの効果
それから、具体的な目標というか、ロールモデルも見つけました。 その名は瀧島未香さん、現在93歳の日本最高齢フィットネストレーナーです。 年齢面でも筋力面でもずっと先をゆく大先輩「65歳から筋トレをはじめたタキミカさん」という具体的な目標ができたことも、ワークアウトを支える一要素となりました。 また、先日『最強脳』(新潮新書、アンデシュ・ハンセン著)を読んでいたら、冒頭からいきなり結論が。 脳を鍛えるには運動をしよう。 おお! 筋トレは一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もありそう。ますますモチベーションがアップしています。
結局は「するか、しないか」
ワークアウト習慣化までの流れをまとめてみると、現実を突きつけられたきっかけ、情報収集、サポート、行動を促進する環境づくりが中心にあり、そのあとに具体的なロールモデルの存在や追加のメリットが判明して、その習慣を続ける意欲アップにつながっています。 ルールについてはまず大まかなものがあり、行動していくうちに自分に合った、つまり自分が続けていって習慣化できる、柔軟性と制限のバランスが取れている実践ルールが確立していきました。 筆者の場合はワークアウトに関する結論が二極化、つまり「筋トレをして筋力を保ち元気で過ごす(タキミカさんのように)」か「筋トレをせずに体力気力の衰えを許す」しかないと感じています。そして、どちらを目指すかは明らかです。