四万十市×高知大 海藻生産復活プロジェクトが国支援のプログラムに【高知】
高知さんさんテレビ
海藻生産の世界拠点を目指して。高知大学や四万十市などが提案した海藻生産の復活を目指すプロジェクトが国が支援するプログラムに採択されました。 支援プログラムに採択されたのは高知大学などが提案した「しまんと海藻エコイノベーション共創拠点」です。これは日本で最も早く食用としての海藻が消えてしまったとされる四万十川流域で、まずは海藻を陸上養殖で持続的に生産し、さらに化粧品や工業用素材として活用しようとするプロジェクトです。 高知大学によりますと四万十市では地球温暖化などの影響で採れる海藻類に変化が出ていて、お好み焼きなどに使われるスジアオノリは2020年度から、天ぷらや佃煮などに使われるヒトエグサは2021年度から生産量がゼロになっています。 プロジェクトリーダー 高知大学・平岡雅規 教授: 「ノリがとにかく四万十市で採れてないので、少しでも採れるように尽力したい」 このほか四万十川河口での伝統的な海藻養殖の復活も目指します。最終的には海藻を持続的に生産できるビジネスモデルを四万十から国の内外へ展開したいとしています。
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