明治神宮野球大会 東洋大姫路、初戦で聖光学院にコールド勝ち エース阪下が快投、二塁踏ませず
明治神宮野球大会は20日、東京・神宮球場で開幕した。高校の部で近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)が1回戦に臨み、東北地区代表の聖光学院(福島)に10-0で五回コールドゲーム勝ちし、3度目の出場にして初めて初戦を突破した。東洋大姫路は22日の準々決勝で東京地区代表の二松学舎大付と対戦する。 【写真】1回裏、先制の3点本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する高畑 17年ぶり出場の東洋大姫路は一回、高畑知季遊撃手の左翼ポール直撃の3点本塁打で先行。二回は伏見翔一中堅手の左前適時打、見村昊成右翼手の中越え2点適時三塁打で3点を加えた。四回は木村颯太一塁手の右越え2点適時二塁打と敵失、五回は阪下漣投手の中前適時打で試合を決めた。背番号1の阪下は投げても被安打2、与四死球ゼロで二塁を踏ませなかった。 東洋大姫路は今秋の兵庫県大会、近畿大会をそれぞれ17年ぶりに制覇。1979、2007年に続く3度目の神宮大会で悲願の初勝利を挙げた。 高校の部には、全国10の地区大会優勝校が参戦。準決勝は23日、決勝は25日にそれぞれ行われる。(初鹿野俊)