燃料デブリの試験的な取り出し作業進む 東京電力が持ち上げた動画公開 福島第一原発2号機
FCT福島中央テレビ
福島第一原発2号機で行っている燃料デブリの試験的な取り出しで、東京電力は、燃料デブリを持ち上げた際の動画を公開しました。 “つかんだデブリ”回収作業が始まる 東電・福島第一原発 東京電力は、カメラの不具合で中断した燃料デブリの取り出し作業を10月28日から再開し、30日、デブリを持ち上げることに成功し、その動画を31日公開しました。 装置を格納容器の底に下ろし、先端の器具で直径5ミリほどの燃料デブリをつかんで持ち上げています。 31日からは装置の回収をはじめ、格納容器の外にある密閉された箱に戻す作業に入り、週明けにも燃料デブリの放射線量を測定して、毎時24ミリシーベルト未満であれば、運搬用の箱に入れて作業を完了します。