「夢に朝倉未来さんが出てきた」竹内涼真の肉体美を作ったトレーニング&減量法とは
Amazon Originalドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』の主人公・桐生一馬を演じるため、強靭な肉体をつくりあげた竹内涼真。絶対真似できない!? ストイックなトレーニングと、減量方法とは。インタビュー後編。 【写真】『龍が如く~Beyond the Game~』で主人公を演じる、竹内涼真
鍛えながら減量することで、肉体に陰影をつける
Amazon Originalドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』で、任侠の世界を舞台に戦う男、その強靭な肉体を表現するため、竹内涼真が選んだトレーニングは総合格闘技だった。 「格闘シーンも多く、どう身体の動きと肉体をつくっていこうかと考えた時、夢に、元総合格闘家の朝倉未来さんが出てきたんです。 それまで面識はなかったのですが、これはきっと何かのご縁だと思い、DMを送ったんですよ(笑)。 突然の不躾な連絡だったにも関わらず、朝倉さんは『きっと強くなれますよ』と、温かい言葉をかけてくださって、ご本人やコーチの方から直接教えていただけることに。僕はシャドーもできない素人だったのですが、丁寧に指導していただきました。 それに朝倉さんの生き方も、今回の作品をつくるうえですごく参考になったんです」 本作は10代の青春時代(1995年)とその10年後、任侠の世界で揉まれた後の大人時代(2005年)という、2つの時代を行き来しながら物語が描かれていく。 熱気を帯びた雰囲気の青春時代と、壮絶な戦いを生き抜いた後では、竹内の肉体と表情はまるで別人のようだ。 「青春時代を撮り終えて1週間後に、大人時代の撮影が始まりました。格闘技とトレーニングは青春時代の撮影の前から始めていて、トレーニングと同時に4ヵ月ほどかけてゆっくり減量をスタートしていたんです。 そして青春時代の撮影が終わり、1週間で減量に追い込みをかけ、身体のピークを大人時代の撮影時期にもってくるように調整しました。 大人時代のパートのほうが、身体が大きく見えると言われますが、実際は減量しきっているので青春時代パートのほうが大きいんです。 鍛えながら減量し、身体を絞ることで、陰影が出て逞(たくま)しく見える。上半身を美しく見せるフィジークという競技の選手がよくやる方法なんですよ」