一度は“競技引退”体操・杉原愛子が現役復帰から初の国際大会で5位入賞 「日の丸の重み」感じた
◇体操 FIG W杯種目別・バクー大会 女子ゆか決勝(現地10日、アゼルバイジャン) 【ノーカット演技】復帰戦で種目別ゆか日本一 アゼルバイジャンで行われた体操の種目別W杯に、リオ・東京五輪代表の杉原愛子選手が出場しました。 杉原選手は2022年6月、同月に行われる全日本種目別選手権を最後に「競技生活に『一区切り』」と自身のSNSに投稿し、事実上の現役引退を発表していました。 その後はコーチ業やスポーツキャスターとして活動していましたが、2023年6月の全日本種目別選手権で電撃復帰。種目別ゆかで優勝を収めると、同年11月には「選手生活に一区切りをつけましたが、来年のパリ五輪を目指す決心をしました」と、改めて五輪を目指すことを報告しました。 今回のW杯は、杉原選手にとって引退発表、現役復帰以降で初めての国際大会。 現地8日に行われた種目別ゆかの予選を3位で通過すると、自身のSNSに「東京オリンピックぶりの国際試合で“日の丸の重み“を改めて感じました」「決勝でもう一度演技ができることに感謝の気持ちを忘れず、全力で楽しみます」とつづっていた杉原選手。 現地10日の決勝は、大ファンだと公言するアーティスト・Nissyさんの曲『NA』に乗りながら、堂々たる演技を披露。復帰以降初の国際大会で5位に入賞しました。