J2仙台 GK林彰洋が強力FW陣からゴールを守る…J1昇格プレーオフ準決勝…12・1長崎戦
J2ベガルタ仙台は21日、J1昇格プレーオフ(PO)準決勝のアウェー・長崎戦(ピースタ、12月1日)に向けて仙台市内で約90分、汗を流した。今季リーグ戦37試合に出場したGK林彰洋(37)は決戦に向け「いいコンディションとメンタルの持ち方を持って行けるように準備していきたい」と気を引き締めた。 絶対的守護神がゴールを守り抜く。対する長崎は今季74得点中、強力な外国人助っ人4選手が55得点を決めるなど、圧倒的な攻撃力が武器。この日の練習でも相手FW陣を意識した守備練習を行った。「1発を食らわないように抑えられたらベスト」と林。「必要以上に警戒しすぎて自分たちの良さを失わないよう、リスペクトを持っていきたい」と対策していく。 年間順位で6位だった仙台に対し長崎は3位。規定により、同PO決勝へ進出するには勝利しか許されないが、チームは大きく変わらない。今季積み上げてきたものを100%発揮し、白星を目指す。「自分たちのやってきた事を強気なメンタルでいかにやれるか。多少の不安やプレッシャーはあって当然なので、そこに勝てるだけのメンタリティーを備えたい」。若きチームを最後方からどっしりと支え、勝利に導く。(山崎 賢人)
報知新聞社