大雪に備え…高速道路上で車約300台の大規模立ち往生を想定 関係機関が訓練を通じて連携を強化【岡山】
岡山放送
本格的な冬に向けて大雪に備えた訓練です。高速道路での大規模な立ち往生を想定した訓練が真庭市で行われました。 この訓練は、ネクスコ西日本中国支社が警察や自衛隊など13の関係機関との連携強化を図ろうと初めて行ったものです。冬に日本海から流れ込む寒気の影響で1時間に10センチの降雪が続き、米子自動車道で約300台の車が動けなくなることを想定しています。 訓練は真庭市のスキー場で行われ、車内の人の安全確保といった初動対応や車の停滞を解消するための除雪作業の方法などが確認されました。 (参加した人は…) 「こういった経験を生かして、速やかな乗員保護の対応に努めたい」 (ネクスコ西日本中国支社 保全サービス事業部 小林恒夫部長) 「まずはスタッドレスタイヤなど冬の装備を確実に行ってほしい。気象や高速道路状況も確実に確認してほしい」 岐阜県の名神高速道路の関ヶ原IC付近では2024年1月、大雪の影響で数百台の車が最長19時間立ち往生していて、ネクスコ西日本中国支社では訓練を通じて対応力の強化を図りたいとしています。
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