日本被団協・箕牧智之さんがオスロへ持参する “銅板折り鶴” 広島市の高校生などが制作 ノーベル賞委員長などに贈呈予定
中国放送
ノーベル平和賞の授賞式が来月、ノルウェーで開かれますが、日本被団協代表委員の箕牧智之さんが現地に持参する金属製の折り鶴の制作が進んでいます。 【写真を見る】日本被団協・箕牧智之さんがオスロへ持参する “銅板折り鶴” 広島市の高校生などが制作 ノーベル賞委員長などに贈呈予定 制作しているのは広島市中区にある広島みらい創生高校の教諭と生徒たちです。授賞式に出席する箕牧さんから依頼を受け、銅板と、銅板を金色と銀色に塗装したもの、あわせて3種類の折り鶴を作っています。 広島みらい創生高校 沢田和則教諭 「線を引いて型を作っている状態。ひたすらたたいて銅板を折り曲げている状況」 工具を使って、およそ9センチ四方の銅板を壊さないように形作る繊細な作業です。生徒たちは銅板の折り鶴に光沢が出るよう丁寧に磨く作業を担当しました。 広島みらい創生高校 桒元陽さん 「難しい。(鶴が)でこぼこしていたりしわが多かったりするので、責任持ってやろうと思っています」 広島みらい創生高校 白井翔希さん 「これを見て(広島の)平和について詳しく知ってもらいたい」 この折り鶴は箕牧さんがノルウェーでノーベル賞委員会の委員長などに贈る予定だということです。
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