【NFL】テイラー・スウィフトのグラミー賞受賞に続いたチーフスTEケルシー、「今は世界の頂点にいる」
フットボール界の人気パワーカップルは、確実に素晴らしい週を過ごした。カンザスシティ・チーフスのタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーはスーパーボウルウイークを迎えるにあたり、ガールフレンドのテイラー・スウィフトが史上最多4度目のグラミー賞最優秀アルバム賞を獲得したのに見合うよう、自分も“ちょっとした光り物”を持ち帰らなければならないと話していた。 【動画】第58回スーパーボウル
そして、スターTEのケルシーはチーフスが5シーズンで3度目のスーパーボウル制覇を成し遂げるのに貢献。チーフスはサンフランシスコ・49ersを25対22で下したことで、2003年シーズンと2004年シーズンにニューイングランド・ペイトリオッツが達成してから初となるスーパーボウル2連覇を果たした。
勝利を収めた後、自身とスウィフトより良い1週間を過ごした人はいると思うかと尋ねられたケルシーは、こう答えている。
「今は世界の頂点にいる。いい気分だ」
試合序盤、ケルシーは決していい気分ではなかったはずだ。すぐに調子を上げられなかったケルシーは、試合の前半に1回しかキャッチを決めておらず、獲得ヤードも1ヤードとお粗末なものだった。『CBS』のカメラは、血気盛んなケルシーがヘッドコーチ(HC)アンディ・リードに対して腹を立てている様子を見せ、アレジアント・スタジアムのサイドラインでヘッドコーチを押し倒しそうになるところを捉えていた。
しかし、ケルシーもリードHCもこの出来事を不問にしている。
リードHCは試合後に冗談をまじえて「彼は毎試合、感情的になっているよ。分かっている。私には5人の子どもがいるんだ。だからその辺はよく分かっている」と述べた。
「私が気に入っているのは、彼がゲームをプレーすることを愛していて、チームの勝利に貢献したいと思っているところだ。それは利己的なことではない――そういうものではないし、私はそれを理解している。だから、彼が私にぶつかってきても、私は彼をせき立てるし、私たちはそういうものだと理解している。彼はただ私の不意をついただけだ」