手持ちのスマホでも楽曲は作れる!自宅にいながら音楽づくり♪大人のDTM(デスクトップミュージック)入門
【趣味な大人のベストバイギア】
自宅でできる音楽作り、DTM(デスクトップミュージック)。「なんだか難しそうだからな~」と諦めているそこのあなた、手持ちのスマホでも楽曲が作れるんです! DTMのイロハを学んで、ぜひトライしてみては? 【ジョンピーチさんオススメのDTMデビューアイテムを見る】 「コツコツと音を重ねていって、出来上がった曲を聴く瞬間がすごく好きなんです。欲しい音が作れた時がすごく気持ちよくて、どんどんDTMにハマっていきました。始めてからは音楽の聴き方が変わって、どういった曲の構成か、どんな音の要素か、何の音源を使っているかを常に分析しています(笑)」 音大出身だからといって、すぐに自分らしい音に出会えた訳ではないという。 「現在のDTM環境には満足していますが、『この音はどうやって作るのかな? こんな事が出来る機材はないかな?』と日々手探りしています。よく視聴者の方に『最初は何を買ったらいいですか?』と聞かれますが、最初からすべてを買い揃えるのではなく、体験版ソフトやスマホ・タブレットアプリから始めることをオススメしています。楽しんでいく中で自分の好きなジャンルや使いたい機材が見えてくると思うので、それから選んでも遅くはありません。興味がある方はまず気軽にトライしてみてください」 教えてくれた人:YouTuber、DTMer/ジョンピーチさん YouTube「ジョンピーチチャンネル」で初心者でも楽しめるDTM 動画を配信し、自身でも楽曲制作を行っている。愛用ガジェットも公開中
DTMってどんなことをするの?
手順や必要な機材は人それぞれ。基本的には“好きな音楽を作れたらOK”だ。スマホだけで楽しむ人もいれば、自分好みの音に近づけるために機材を増やしていく人も。自分なりのDTMライフを楽しもう! <ITEM> ーこれだけでもOKー ・スマホorタブレット ーあると楽しいー ・PC ・DAWソフト ・スピーカー&ヘッドホン ・オーディオインターフェイス ・MIDIキーボード ・マイク、楽器など ▼ソフトやアプリで打ち込む 【“打ち込み”とは音を入力する作業のことで、DTMの醍醐味! ソフトやアプリを使って楽曲を作っていきます。画面の横が時間軸で、色とりどりのラインをトラックといいます。ジャンルやBPMを決めてからトラックをいくつも重ねていき、最後に音を調整したら完成です】(ジョンピーチさん 以下同) ▼楽器の音を入れる 【打ち込みではビートやベースラインなどいろんな音を使っていきますが、楽器が弾けなくても大丈夫。ソフトに入っている楽器の種類を選んで打ち込んでいけば、どんな楽器でも奏でられます! ひとりでバンド演奏をしている感覚でどんどん音を重ねていきましょう】 ▼歌や楽器の音を録音する 【DTMでは生の歌や楽器の音も入れられます。電子音だけでは表現できないグルーヴ感が生まれて、カッコよく仕上がります。スマホの内蔵マイクで録ることもできますが、ノイズや反響音を避けるならマイクとオーディオインターフェイスを使いたいところ!】 ▼サンプリングする 【既存の楽曲を部分的に切り取ることや、実際に音を採取することをサンプリングといいます。今回はギターの弦をはじく音が欲しかったので、スマホで簡単に音を録っています。サンプリング音だけでビートを作ることもできますし、楽曲のアクセントにも使います】