オスカー若手俳優、西銘駿、飯島寛騎ら30名で結成「男劇団 青山表参道X」
“美の殿堂”といわれるオスカープロモーションが、若手男性によるエンターテインメントに本格参入する。14日都内で、この日が結成日となるエンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」を初お披露目した。 同プロ所属の栗山航をリーダーに塩野瑛久、西銘駿、飯島寛騎ら30名が選抜された若手の俳優やモデルを中心としたグループが誕生に、同事務所の先輩である村上弘明、前田美波里、剛力彩芽、岡田結実が応援に駆けつけた。
村上は「見てください。30人の精鋭たち、30人の男たち、30人のオスたち、それがまさにオスカーです」とオヤジギャグを放って、後輩たちの旅立ちを祝福した。 若い男性たちに囲まれた前田は、「ドキドキします、いい感じ」と会場を沸かせ、若いからこそ「無理してがんばれ」と激励の言葉を述べた。
同事務所は「全日本国民的美少女コンテスト」をはじめ、これまでは女性の美をプロモートしてきたイメージが強い。 しかし2020年の東京オリンピックイヤーに創立50周年を迎えるのを機に、今後は男女問わず発掘に力を注ぎ、トップスターが多数所属する総合エンターテインメント企業であることを強く打ち出していくという。 また、今日から団員の一般公募も始まっており、男性タレントの発掘も積極的だ。現在は30人だが、今後、それぞれの活躍によって、人数の増減も考えられるというから、安心してはいられない。ライバルとして切磋琢磨しながらエンターテインメントに磨きをかけていくのだろう。
現在の中心メンバーは、リーダーの栗山航(「牙狼<GARO>」の主役を演じ「ジャパンアクションアワード2016」ベストアクション男優賞優秀賞受賞)、副リーダーの塩野瑛久(「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」審査員特別賞を受賞、スーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」のグリーンほか)、仮面ライダーの主役を演じた西銘駿(ゴースト)や飯島寛騎(エグゼイド)の4人のほか、仲田博喜、水江建太、宇野結也、定本楓馬、小沼将太、村上由歩、山本学、守谷駿、西脇大河、田中ジョシュア、岡宮来夢、中村嘉惟人、湯本健一、池上翔、春口尚人、新井裕介、辻憲斗、土居秀士、依田啓嗣、佐々木駿、明珍隼人、長田翔恩、立花裕大、沢柳健、沖津海友、岩田知樹。
同劇団の今後の活動は、12月25日にクリスマスイベント、来年6月には旗揚げ公演を行う。またファンに寄り添ったイベントを定期的に開催するという。人気やファンの反応で、さまざまな対流も起こる可能性にも期待したい。 (取材・文・撮影:志和浩司)