『相棒』元“トリオ・ザ・捜一”三浦信輔(大谷亮介)が9年ぶり登場 新旧トリオが集結するシーンも
俳優の水谷豊と寺脇康文がタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『相棒 season23』(毎週水曜 後9:00 ※2クール)の第7話「復讐者は笑わない」がきょう11日に放送される。今回は、元捜査一課刑事・三浦信輔(大谷亮介)が約9年ぶりに登場する。 【写真】久々共演!9年ぶりに登場した元捜査一課刑事・三浦信輔 『season23』は、杉下右京(水谷)×亀山薫(寺脇)の“黄金コンビ”が復活して3シーズン目。“初代相棒”時代を加えると、通算10シーズン目となる。“原点”を超え、大きな“節目”を迎えた右京×薫コンビが、さらなる高みを目指して新シーズンを駆け抜ける。 三浦は、シリーズスタート当初からのレギュラーメンバーで、伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)と共に「トリオ・ザ・捜一」として活躍していたが、『season12』第1話(2013年10月)で捜査中に太ももを刺されて重傷を負い、杖が手放せない身体となってしまったことから警視庁を退職。その後、2016年の『season14』元日スペシャルでは情報提供のため、一度だけ右京の前に姿を現した。 約9年ぶりの登場となる今回は、“5代目相棒コンビ”右京&薫と再会するだけでなく、伊丹、芹沢と10年以上ぶりに顔を合わせることに。さらに、現“トリオ・ザ・捜一”メンバーの出雲麗音(篠原ゆき子)とも初対面し、新旧トリオが一堂に会する。 第7話の物語は、八王子の公園で指名手配犯・押見博樹が何者かに刺殺された事件から始まる。この事件は、押見が29年前に元交際相手を殺害した容疑で逃走し続けた末に時効を迎えた過去を持つ。三浦は特命係に捜査を依頼し、その背景には被害者の遺族への対応を担当した際に感じた責任と悔恨があった。特に被害者の婚約者だった恒川圭一郎(神尾佑)が犯人ではないかと疑い、胸を痛める。 右京と薫は、三浦の依頼を受けて捜査に乗り出し、29年前の事件と現代の事件を結びつける糸口を探る。恒川が押見を見つけ出した可能性、また押見の行動に絡む周囲の証言など、複雑な状況が少しずつ解き明かされていく。 久々に三浦を演じることとなった大谷は、今回のオファーを受けた際の心境を、「うれしさと同時に、久しぶりに三浦刑事の心持ちになれるのか、少々不安でした」と吐露。しかし、水谷と寺脇が醸しだす変わらぬ空気に触れ「少し緊張しましたが、お2人の自然な雰囲気のおかげですぐに落ち着くことができました」と感謝した。 第7話には、“トリオ・ザ・捜一”のメンバーである川原と山中、そして『season19』から加わった篠原との共演シーンも盛り込まれているが、「みなさん堂々とされていて、短いシーンなのに私を“その気”にさせていただき、ありがたかったです」と話す。 さらに、『相棒』ファンに向けて今回のみどころを聞くと、「『相棒』は主役、レギュラー、犯人役、短い登場シーンの役者の皆さんに至るまで、全員が全力で演じています。どうぞ、お楽しみに」と、全キャストの奮闘をアピールした。