首輪をつけた保護犬 飼い主は名乗り出なかった 猫カフェで第2の犬生スタート 何匹もの猫を救うも忍び寄る病魔
1日でも長く生きて欲しい
獣医師に診てもらったところ、脳に腫瘍かできものがあり異常が出ているのではないかと言い、結果的にきなこは入院させることになりました。 スタッフはあのような発作が頻発しないことを、ただただ祈ることしかできません。投薬の効果もあってか、ほどなくしてきなこの体調が回復。動物病院に来たスタッフを見つけ「良くなってきたよ。ありがとうね!」と言わんばかりの表情を見せてくれました。 後日、スタッフはきなこを家に連れて帰ります。スタッフの自宅前にあるきなこが大好きな空き地に出してあげたところ、うれしそうに表情をして落ち着いたそぶりを見せてくれました。 歩くのは難しそうですが、それでもきなこがスタッフや猫たちを大好きなであることには変わりはありません。きなこが大好きだった猫が虹の橋を渡った際には、その猫から離れずにずっとそばにいました。 健康とはいえません。でも自らの犬生をしっかり生き、猫たちの見張り番的お姉さんであり続けるきなこ。1日でも長く生きてね。 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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