巨人・北村拓己は現役ドラフトでヤクルトへ移籍「かけがえのない時間を過ごさせていただきました」 阿部監督もエール
プロ野球の現役ドラフトが8日に行われ、巨人の北村拓己選手がヤクルトに移籍することが決まりました。 【画像】9月には投手として登板も経験した巨人の北村拓己選手 北村選手は2017年、巨人からドラフト4位指名を受けてプロ入り。6年間で通算176試合に出場し、打率.216、6本塁打、22打点の成績です。今季9月のDeNA戦では、大差で負けている展開でマウンドへ上がるなど、献身的なチームプレーもみせていました。 北村選手は球団を通じて「ジャイアンツでは、素晴らしい監督やコーチ、チームメイトに恵まれ、かけがえのない時間を過ごさせていただきました。そして何より、いつも温かい声援をいただいたファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。お世話になったジャイアンツに恩返しができるよう、また、これからお世話になる東京ヤクルトスワローズの力になれるよう、一生懸命頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いします」とコメントしました。 また、巨人は阪神から馬場皐輔投手を獲得。2017年のドラフト会議で阪神に1位指名をされた右腕です。プロ6年間で通算106試合に登板し、防御率3.49、7勝を挙げていました。 今回の現役ドラフトに対して、巨人の阿部慎之助監督は、「実力のある投手を獲得することができました。馬場投手にはジャイアンツの一員として、存分に力を発揮してくれることを期待しています。北村選手は来季からライバルになりますが、一野球人として活躍を期待しています」 と、両選手にエールを送りました。