女子SPでアクシデント 6分間練習で河辺愛菜と江川マリアが接触 2人ともフリー進出
◇フィギュアスケート全日本選手権第1日(2024年12月20日 大阪・東和薬品ラクタブドーム) 女子SPの第2組でアクシデントが起きた。6分間練習中に22年北京五輪代表の河辺愛菜(中京大)と江川マリア(明大)が接触。後ろ向きでジャンプ体勢に入っていた河辺が転倒し、右腕を痛めた。 河辺は演技後に「ジャンプを跳ぶ直前でぶつかる瞬間まで気づかなかった」と経緯を説明。右腕にしびれと痛みがありながらも演技となり「だんだん痛くなってきているが、アドレナリンでなんとかなった」と振り返った。 江川も演技後に「お互い後ろ向きでジャンプをしようとして見えなかった。私は大丈夫ですが、愛菜ちゃんが心配です。まだ大丈夫か確認できていない」と神妙に語った。江川は61・29点、河辺は62・25点をマークし、22日のフリー進出を決めている。