「スイッチ後継機」はいつ発売? 気になる仕様は? 任天堂の近年の動向から予測
「スイッチ後継機」の気になる仕様を予想
長くうわさされていたNintendo Switch(以下、スイッチ)の後継機について、2024年5月8日に「今期中にアナウンスを行う」と任天堂の古川俊太郎社長が明らかにし、ゲームファンを中心に大きな話題となりました。 【画像】パッケージ見ただけで激アツ!Switchで遊べる名作レトロゲーム(6枚) 現時点ではまだ後継機のアナウンスを予告したに過ぎませんが、正式な発表が確実なものとなったことは朗報です。そのためSNSなどでは早くも、「あの作品の続編が出て欲しい」「人気シリーズの新作が来るのでは」といった期待が高まっています。 どんなゲームソフトが登場するのか気になる一方で、同じくらい重要なのが、後継機そのものの性能や特徴です。スイッチは、「据え置き機なのに携帯も可能」といった特徴を備えたことで、「一家に1台」ではなく「ひとりに1台」の普及も視野に入り、これまでにない広がりを見せました。 もちろん現段階では、スイッチ後継機の性能などは一切明かされていません。ですが、任天堂が手がけた過去のゲーム機や近年の動向をもとに予想することは可能です。あくまで憶測や推測に過ぎませんが、実現の可能性も踏まえつつ、要点を整理し予想してみましょう。 ●下位互換はあるのか? SNSなどでの反応を見ると、スイッチユーザーが性能面で最も気にしている点のひとつは、互換性の有無についてでした。新しいゲーム機が出たばかりの頃は、どうしても専用ソフトの数が限られるものの、互換性があれば、その隙間を埋めるのに十分役立ちます。 また、手元に置いておくゲーム機をできるだけ減らしたい人もいて、その場合も互換性の存在が大きな助けとなります。互換性があれば、スイッチのゲームを継続して遊べるうえに新たな専用ソフトも楽しめるので、乗り換えもスムーズに進むことでしょう。 今回行われたアナウンス以前から、後継機に互換性を期待する声は高まっていました。そのため、ユーザーが強く欲しているという情報は、任天堂も把握しているはず。スイッチユーザーを後継機に引き込みたいのならば、互換性の搭載を視野に入れていてもおかしくありません。 ちなみに今回任天堂側が用いた言い回しは、「次世代機」や「新型機」ではなく「後継機」でした。後継機が文字通り「スイッチの後を継ぐ」という意味ならば、WiiのゲームソフトがWii Uで遊べたように、互換性を備える可能性は十分あります。