埼玉文化賞6部門に10氏 彩の国さいたま芸術劇場芸術監督の近藤良平さん、パリ五輪レスリング女子62キロ級金メダリストの元木咲良さんら受賞
文化の振興に寄与した県内ゆかりの人を顕彰する埼玉新聞社制定の「第67回埼玉文化賞」が決まった。社会文化部門には、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督の近藤良平さん(56)、スポーツ部門特別賞にパリ五輪レスリング女子62キロ級金メダリストの元木咲良さん(22)ら、6部門で10人が受賞した。 各部門で受賞した10人【写真5枚】
芸術部門では国選定保存技術保持者で木工・漆工技術者の花輪滋實さん(77)と詩人の北畑光男さん(78)、教育部門は元深谷市教育委員会教育長の小柳光春さん(74)、農林部門は元県山林種苗協同組合理事長の滝田早苗さん(84)、商工部門で秩父商工会議所会頭の西村耕一さんが選ばれた。 スポーツ部門はパリ・パラリンピックで車いすラグビー日本代表のヘッドコーチを務め、金メダルに導いた岸光太郎さん(53)。スポーツ部門特別賞の残りの2人には、パリ五輪ブレイキン女子の金メダリストの湯浅亜実さん(25)、パリ・パラリンピック車いすテニス女子ダブルスで金メダルを獲得した田中愛美さん(28)が輝いた。 埼玉文化賞は1958年に埼玉新聞の紙齢5千号を記念して制定された。授賞式は27日、さいたま市内のホテルで開催される。